
【前編】僕らは“LGBT”とまとめられて、まとまってみることにした
〜トランスジェンダーの井上さんと、ゲイの太田が、農家をはじめるまで〜
こんにちは、やる気あり美の太田(@ot_john)です。

先日、田植えイベントVol.1を開催しました(イベントレポート)。
こちらの写真は、参加者の方に田んぼの穴をうめる作業を、どさくさにまぎれて手伝わせようとしている時のもの。
「あれ、手伝いたい感じですか〜?」って言ってたら、手伝ってもらえました。しめ&しめ…。

ということで、僕たち今、農家を作っています。性同一性障害の方のトータルサポートを行う『G-pit networks』さんと一緒にやっています。
ジーピットの代表井上さん(@KENTINOUE)は性同一性障害当事者で、太田は男性同性愛者(文字にするとすごい笑)。
僕らはある時から世の中で「LGBT」と呼ばれるようになった人間ですが、
実は、とりわけストレートの方はご存知ないことが多いですが、「T」と「G」、「以前からマブダチだった」なんていうわけではないんです。
僕は正直まだまだ「T」の人のことをよく理解できていないし、井上さんも「G」に対してそうでした。
そんな「”LGBT”としてまとまってるようで、まとまっていない」僕らが、なぜ一緒にプロジェクトを始めることにしたのか。
今回の記事では、その経緯についてお話していきます。

photo by 赤坂久美
前編は、プロジェクトについて話す前に、
「ゲイとトランスジェンダーの2人、お互い聞きたかったけど、なかなか聞けなかったことを聞いてみた」という内容になっています。
僕自身「そこを聞かれるのか!」と驚いたので、きっと興味深い内容になってるはずですよ〜。
