ゲイとレズビアンが話し合う、

今までのこと、これからのこと。③



ゲイが感じる“疎外感”と、男子内に発生するヒエラルキー。

太田
あのさ、もうひとつ話したいことがあって。僕が高校生の時、ゲイを自覚してつらいなーって思ったときに、女子は優しくて、仲良くしてくれたわけよ。ノンケ男子の中で孤独感を感じたとき、セーフティネットとして女子たちが機能してくれる、みたいな感覚やったんよね。 ゲイの中には、ノンケの男同士のコミュニティにいると自分は浮いちゃうって感じてる人も多いと思うんやけど、ビアンの子も女の子といる中で疎外感を感じたりするの?
PON
私は疎外感はなかったかなぁ。でも、お風呂は一緒に入れへんかった。今思ったら、なんで入らんかったんやろ、もったいないって感じやけど。
一同
(笑)
PON
その当時は女の人の体は見たらあかんものやと思ってたし、自分の体を見せるのも嫌やったし。
やませ
へー、そうなんだ。
PON
修学旅行とか、みんながお風呂の中で楽しい話をして、ワイワイと帰って来たりするのを見ると、自分だけポツンってなって寂しかった。
太田
やませちゃんは? お風呂問題とかあった?
やませ
お風呂問題はなかったなぁ。そんなにエッチな視点でも見てなかった(笑)。それに私は自分が同性愛者だって気づいたのが高3の時だったから、お泊まりがあるイベントはもう終わってたかな。
太田
じゃあさ、同性の友達とノリが合わんとかはなかった? そういう種類の疎外感。
やませ
あー。ビアンとか関係なく、私はたいていの人と合わないから……。
たいき
あれ~? そもそも~?
井上
そもそも疎外感を感じないPONちゃんと、そもそも疎外されてるやませちゃん?(笑)
一同
(笑)
太田
周りのビアンの子はどう?
やませ
ノリが違ってしんどいとかは、あんまり聞かないかなぁ。
PON
普通に仲良くしてる子が多いと思う。うまく溶け込んでる。
やませ
ね。メイクも同じようにするし、恋愛トークもできるし。嘘を混ぜつつだけど……(笑)。
太田
なるほど。じゃあなんでゲイのほうが、ノリが合わんくて苦しむことが多いんやろ。
井上
ね。私なんか、その典型例だったよ。
一同
(笑)
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PON
女の子のほうが共感する生き物なんじゃないかなぁ。ちょっと自分とは違う意見だなって思っても、そうやね~って聞いてくれる子が多い。 別にそれは無理してるんじゃないと思うんやけど。
やませ
ボーイッシュな子でも、“王子様”みたいなキャラとして居場所が確立されたりね。 まぁ、その子としてはしんどいのかもしれないけど。
太田
そうだね。
やませ
女の子は、ポジションというか、立ち位置がどこかしらにあるよね。
太田
そうなのかもね。なんか、男子のほうがヒエラルキー化しやすい気がする。  「すごいヤツ」「中堅のヤツ」……みたいな序列ができやすいというか。 そうなったときにゲイはそこから外れちゃうという。
PON
あと、疎外感の話から逸れるけど、女の子といたら楽しいゲイの人はいても、ビアンの人はそもそも男の人に混じりたいっていう人がいないんちゃう?
井上
あー。
やませ
確かに。ないかも。
太田
そこでやっぱり、さっき話してた身体的な問題も絡んでくるんかもね。ビアンの人が男を恐れることはあっても、ゲイが女の子に対して恐怖を感じることはなさそうだしね。
PON
なんかさ、原始からの話でさ、女の人は集まって家事をして、男の人は狩りにいく、みたいなのがあるんやん?そういうの、関係ないんかなぁ。
やませ
うーん、どうだろう。女の人が狩りに出る民族もあるからわかんないけど。
太田
あるよね。僕大学の時に神話について勉強してたんやけど、・・・
たいき
なんか文化人類学的な難しい話になってきたけど、そろそろお開きの時間になってしまいました。(笑)
太田
えー!
たいき
ということで、まとめたいのですが、とにかくこうしてゲイとビアンが集まってじっくりお話する機会はなかなか無かったので、みんな新しい発見がたくさんあったんじゃないかと思います。うまくまとめられないのが悔しいんだけど、今回の座談会を通じて、「ゲイとビアン、もっと仲良くなれるはずだし、一緒にいるともっとハッピーなことが起こるんじゃないかな?」と、感じれました!というわけで超雑なんですが、今後とも、仲良くしましょうね!
一同
ありがとうございました!

 

 

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